銭湯に来るイレズミ勢は見せたいだけなんだって気づいた

 

ツキノワ

イレズミ見せたい欲を満たしにきてるだけなんだって気づいた

イレズミをしてる人を探してるのなら都内の銭湯に来たほうがいい。その辺を探すより確実に出会える。

都内ではイレズミ以外お断りの銭湯やサウナ作ったらはやるのではないかと思う。

都内の銭湯のイレズミ遭遇率は100%

ツキノワ

日本のイレズミ入れてる人の割合は天鱗とほぼ同じだよ!

日本人のイレズミを入れている人の割合は1.6%~2.3%ぐらいのようだ。鈴木公啓「いれずみ (タトゥー・彫り物) の経験の実態および経験者の特徴」『対人社会心理学研究』18(2018)で鈴木が6,500人を対象に調査した時が2.3%、関東弁護士連合会が調査した時(関東弁護士会連合会「自己決定権と現代社会 : イレズミ規制のあり方をめぐって : 平成26年度関東弁護士会連合会シンポジウム」(2014))は1.6%だったそうだ。こうしてみると、イレズミをしている人というのは日本では2%しかいない。

出典:二分化する日本のイレズミ・タトゥー観――私たちに求められるのは歴史と文化の理解(山本芳美)https://fashiontechnews.zozo.com/research/yoshimi_yamamoto

 

2%というとモンハンで部位破壊して得られる天鱗の確率と同程度だ。でもこの天鱗、都内の銭湯で見かける確率はほぼ100パーセントだ。日本はイレズミが一般的なのかと錯覚するほど異常な確率だ。有意どころでない確率で出会う。これ、見せたいんだなって結論に至った。イレズミして銭湯にくる人は風呂やサウナに入りたいわけではなく、肌を露出させたい欲を満たしに来ていると考えて間違いない。

イレズミ勢が風呂好きなはずはないと思う。ありえない。ほんとうに風呂好きならイレズミが無いほうがよっぽど楽しめるからだ。銭湯以外の温浴施設は極端に制限されてだいたい入れなくなる。風呂やサウナを楽しむ上でイレズミはただの障害でしかない。不便さしかない。

サウナ王はイレズミ入れてると汗が出にくくなるからイレズミ勢はサウナが好きなのだ、と言っていたが、それは全身にびっちり入れてる希少種みたいな人だけの話で、ワンポイント入れてるような人は当てはまらないと思う。そして全身入れてるような人はさすがに少ない。

 

イレズミ勢が銭湯を混ませる原因の一つ

銭湯で出会うイレズミ勢はたいてい体の一部分に入れてる人たちだ。この人たちがイレズミ見せたい欲を満たしに来ている。冬でも裸になれるしな。この手の連中最近増えた気がするんだ。銭湯を混ませる要因の一つなんだよな。見せたいならよそでやってほしい。しかも、銭湯で一般の人にイレズミをみせるつもりで来ているならほとんど意味がない。みんな風呂に入りに来ているだけだからだ。目的が違う。イレズミを目撃した時は思うことは、ああなんか変な柄がはいっているな、か、よくこんなの入れたな、ぐらいだ。

 

あとがき

イレズミをみてかっこいいとかきれいだ、という感想を持ったことが一度もない。どちらかというとデザインの悪さやセンスの無さが気になる場合がほとんどだ。もし自分が入れるとしたら、江戸時代の罪人が捕まった時に入れられたイレズミだったら考えてもいい。デザインは石井良助『江戸の刑罰』中公新書に載っている。この本はふつうにおもしろいのでおすすめ。江戸時代に生まれなくて本当に良かったと思うほどおそろしい刑罰が紹介されている。

この本に載っている京都、駿府、伊那牟左衛門あたりだったらいれてもいい。伊那牟左衛門のやつはかっこいいとおもう。ただ銭湯にしか行けなくなるから絶対に入れないと思う。

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